映画「どろろ」を観に行った
先日「どろろ」を観に行って、ついでに原作も読み返してみた(文庫版で3冊だけなので一気に大人買い)。原作は最後完全に体を取り戻さないまま終わってるが、テレビアニメでやっていたものは、最後は醍醐景光を倒して体をすべて取り戻している、ということらしい。そう考えると映画の流れも、続編が作れないこともないだろうけど、事実なんか続編を臭わせる終わり方してたし。
そうなると、いろんなこれからのストーリーが思い浮かぶわけで、原作ではなかったエピソードもたくさんあったし。う〜ん、続編出るのはどうかは分からないけど、観たいような観たくないような。原作のように未完ながらも余韻を残している終わり方もしかり。
やっぱり、その後が気になると言うのならアニメ版を観てみるのもいいだろうし、自分なりにすりあわせて「どろろ」を完結させることができるだろう。「どろろ」のアニメ版DVD(どろろ Complete BOX)も手ごろな価格で出てるみたいなので、違う角度からでの「どろろ」を観て、自分なりの「どろろ」の厚みが増えていけばいいと思うし、やっぱり気になるアニメ版。
話題のVFXは、百鬼丸の両腕の刀。そこが一番個人的には好きでした、もちろん妖怪とのバトルもすごかったですけど。腕が抜けて刀が出たり、戦い終わって腕を戻したりする様はリアルすぎで「にゅる〜」という効果音は身の毛がよだつほど。
あとニュージーランドでロケしたと言うことで、「どろろ」に限らず、今は公開前に映画の情報って話題になったりするんですが、ニュージーランドでロケって言うのは公開前は黙ってて欲しかったなぁ〜、と。純和風テイストな「どろろ」のイメージには、「ニュージーランド」というイメージは余計だし、情報としてはノイズ。ああ、ここはニュージーランドなんだね、と頭の片隅で映像を見ながら思っちゃうと、なんだかなぁって。しかし、ニュージーランド景色がやたら広大すぎ、しかも風が強すぎw。
前半はバトルのVFXも見応えがあった、けど後半は、ちとばたばたとストーリーを消化させんばかりな展開だった。柴咲コウのどろろは、いいんだけどやっぱりちょっと柴咲コウが大人すぎて、浮いてたような。それと口ばっかりじゃなくて、もっと百鬼丸の相棒として活躍して欲しかった。妻夫木聡の百鬼丸はカッコイイの一言です。
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