『不味い!』小泉武夫 著

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不味い!『不味い!』小泉武夫 著

 著者の感情だけで「不味い!」と言い放っているのではなく、それがなぜ不味いのか、分析し示しているので、「この食べ物が不味い理由は、こうゆうことだったのか」とリンクするところがあり、笑ってしまう。


 でも、日頃生活していて、そうそう不味いものって、やたらめったに当たることはまれなので、こうゆう「不味い集」を読むと改めて面白すぎるし、逆にどれだけ不味いのか?と試したくなってしまいそうな衝動に駆られるのも事実。

 最近、職場のサイトでラーメンネタで文章を書くことが多くなったので、この手の食べ物系の本にアンテナが向く。書店で一気に目にとまってしまった。

 “美味しい”ものを取り上げた本は数あれど、なかなか不味いものを大々的に取り上げた本は案外ない。「光があるから影ができる」と言うならば、同等に「美味いものがあるから不味いものもある」そうゆう意味でも不味いものを取り上げ1冊の本にと言うのは意義があるのではと思う。面白かった。


2006 Jul 29 , 10:58 | 本とかのレビュー | 固定リンク | コメ (0) | TB (1)
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| ゆりかり☆ダイアリー | 2006/09/13 03:17 PM |

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