『不味い!』小泉武夫 著
『不味い!』小泉武夫 著
著者の感情だけで「不味い!」と言い放っているのではなく、それがなぜ不味いのか、分析し示しているので、「この食べ物が不味い理由は、こうゆうことだったのか」とリンクするところがあり、笑ってしまう。
でも、日頃生活していて、そうそう不味いものって、やたらめったに当たることはまれなので、こうゆう「不味い集」を読むと改めて面白すぎるし、逆にどれだけ不味いのか?と試したくなってしまいそうな衝動に駆られるのも事実。
最近、職場のサイトでラーメンネタで文章を書くことが多くなったので、この手の食べ物系の本にアンテナが向く。書店で一気に目にとまってしまった。
“美味しい”ものを取り上げた本は数あれど、なかなか不味いものを大々的に取り上げた本は案外ない。「光があるから影ができる」と言うならば、同等に「美味いものがあるから不味いものもある」そうゆう意味でも不味いものを取り上げ1冊の本にと言うのは意義があるのではと思う。面白かった。
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小泉武夫さん「不味い!」
発酵学の研究だけでなく、食に対する飽くなき探究心を持ち世界中を食べ歩く小泉武夫先生の「不味い!」を読みました この本はフツウの食べ歩き本の常識を覆し、小泉さんがこれまでに食べた不味いものをひたすら紹介する本 一面ニンニクが振り掛けられ、ニンニ...
| ゆりかり☆ダイアリー | 2006/09/13 03:17 PM |
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