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BLOGN(ぶろぐん)

『駅弁』知る、食べる、選ぶ『駅弁』知る、食べる、選ぶ』小林しのぶ 著

 最後に駅弁食べたのっていつだろう?最近食べた記憶がない。新幹線で移動するときもだいたい2〜3時間の範囲なので駅弁という範疇ではない。小さい頃に新幹線(博多⇔小倉間の移動)で食べた記憶があり、それ以来本当に食べた記憶がない。博多⇔小倉間は時間にして約30分しかないので、母に「急いで食べなさいね」と言われた覚えがある。ずっとずっと昔に食べた駅弁なのに、ふたを開けたときの“駅弁独特の容器の木の香り”は覚えてる。その印象が強い。

 最近は駅弁が売れないそうな、ローカル線の減少が主な理由。移動に時間がかかる昔の旅(道中も楽しめるという意味)とは違い、現在は移動速度はうんと速い。旅って道中こそ「旅してる感じ」がして、その車両に揺られて時間をもてあますひとときは目的地に着くよりも贅沢な時間だと思うのに(個人的にね)。

 皮肉にも駅弁市場が賑わってるのは、百貨店が行う駅弁大会やらの催し物だったりして、本来の駅弁の目的とはかけ離れてるが仕方ない。この本では駅弁の良いところも取り上げつつも、実際業者に取材に行っていて駅弁業界は試行錯誤して頑張っているという様子がわかる。取り上げる内容はただの駅弁ランキングに収まらない。題名の通り「知る、食べる、選ぶ」だな、と。取材した写真が結構たくさん載っているので、その点も面白かった。約190p2時間ちょいで読了。

寿司屋のかみさん、エッセイストになる寿司屋のかみさん、エッセイストになる』佐川芳枝 著

 立て続けに佐川芳枝を読みあさる。女将さんが本1冊を書き上げるまでの苦労(7年もかかったそう)、いざ本になってからの身辺の変化。テレビドラマになったときのもらったお金、講演のギャラ、そして本を出版して得られる印税のこととかも結構あからさまに金額を書いてたりする。そこら辺の仕組みもちょっと分かったりして。

 女将さんは、ネタ探しやアンテナを張り巡らせるために、メモ帳を常にしているとのこと。結構思いついて後で書こうと思っても、忘れてしまうこと多いし。ちょっとしたそうゆう書くと言うことに対してのコツも書いてあったりする。

 しかし本が出版されるまで順風満帆と思えどやっぱりそうじゃなく、長年の苦労あってのものだそう。継続は力とのこと。メモを取ることと、継続することはやっぱり大事かなぁと。ブログを長続きさせるコツにも繋がると思う。ものを書く人なら読んで面白いかも。約200p2時間半程度で読む(読んだのは中央公論新社のハードカバー)。

寿司屋のかみさん寿司縁ばなし寿司屋のかみさん寿司縁ばなし』佐川芳枝 著

 商売をしてる人がこんなに実名をあげてエッセイを書いて大丈夫?と心配しながらも、またもやのめりこみあっさりと読み切ってしまった。あとがきを読んでみると、参考にしたモデルはあったがすべて現実のものではないとのこと。ビックリしてしまった。それほどリアリティにあふれる。

 あたかも女将さんのやってる寿司屋のカウンターの片隅に自分がいて、そこでお客さんとのやりとりに聞き耳を立ててるような感じ。なんか自分もその寿司屋に行った気がするのだから不思議。約220p3時間くらいで読めたかな?でもあっという間でした。

 

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